硬水はお肌に悪い?

カルシウムやマグネシウムが多く含まれており、ダイエットや便秘解消に効果が期待できると言われている「硬水」。その硬水が、実は肌荒れの原因に繋がっているかも!?

沖縄の硬水が肌荒れを引き起こしている

硬水と軟水の違いって?

水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどミネラルの量によって、「硬水」と「軟水」に分かれています。ミネラルの含有量が多ければ「硬水」、少なければ「軟水」です。

WHOの定義では、1Lの水に溶けているカルシウムとマグネシウムの量が120mg以上の水を「硬水」と呼んでいます。

ヨーロッパや北欧などの大陸部では硬水が多いですが、日本では水道水のほとんどが軟水。もちろん沖縄も例外ではありません。

沖縄の水道から出てくる水はほとんどが「軟水」に分類されます。沖縄はサンゴ礁からできた石灰岩の島なので、地下水や湧き水に石灰質が混じり硬度が高くなるのです。

しかし、水道水は浄水場で軟化されてから供給されるため生活用水は軟水。それでも本土の水よりは硬めなので、こちらでは便宜上「硬水」と呼びます。

硬水は肌トラブルの元!

「身体に良いミネラル分が豊富なのだから、洗顔も硬水がいいのでは?」と思われるかもしれませんが、硬水は肌に良い影響を与えません。

硬水に含まれるカルシウムとマグネシウムは、石けんと結合すると「石けんカス」をつくります。石けんカスに洗浄力はないので、硬水でシャワーや洗濯をして石けんカスが出てくると石けんが泡立ちにくくなり、汚れ落ちが悪くなります。

さらに石けんカスは水に溶けないので、肌に残って膜を作り、毛穴に詰まるなどして肌荒れの原因になることも。

洗顔の後にお肌のつっぱり感に悩まされている方も多いと思いますが、肌に石けんカスがついて膜を張っているからなのです。

硬水対策はしっかりと

肌が弱い人は硬水で肌荒れを起こしてしまう場合があります。また、硬水は乾燥肌を引き起こす原因となることもあるといわれています。しっかりと硬水対策をして肌トラブルを防ぎましょう!

硬水での洗顔を避ける

硬水で肌荒れしてしまう場合は、石けんと硬水の組み合わせを避けて洗顔しましょう。ミルククレンジングを使ってメイクを落として、化粧水を含ませたコットンでふき取るだけに留めるのがおススメ。

洗顔するときは石けんカスがつかないよう、すぐに泡を洗い流してください。

保湿ケアをしっかりと行う

硬水は乾燥肌を引き起こしやすいので、シャワーが終わったらオイルやクリームで全身を保湿しましょう。

家庭用軟水器を導入する

硬水による肌荒れがひどい方は、家庭用軟水器を導入するのも手段の一つです。

硬水は身体の中に取り入れよう

硬度が高い水はカルシウムやマグネシウムが多く含まれており、便秘解消に良いと言われています。硬水でパスタを茹でるとコシが出てアクが出やすく、お肉を中心とした洋風料理に向いているのだそう。

ただし、日本人の身体に適しているのはあくまで軟水。硬水を飲み過ぎるとお腹を壊してしまうこともあるので気を付けてくださいね。